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吉田内科クリニック循環器科

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院長コラムDoctor's voice

花粉症で咳が出る 花粉症と喘息の関係

  • 2019.3.03

3月も中旬を過ぎ、アレルギー性鼻炎に悩まれている患者様が、
急速に増えてきました。
突然ですが 花粉症で咳はでます
しかもその止まない咳に誘発されて喘息を発症することもあります。咳だけだと花粉症の症状の一部なのか、もともと持っていた喘息が悪くなったのかわかりにくいですが、わずかであってもヒューヒュー、 ゼイゼイという喘鳴(ぜんめい)があれば、その咳は喘息によるものと考えてよいでしょう。
患者様の中で鼻炎から炎症が気管支のほうにまわり呼吸が辛いと仰って先日当クリニックに来院された方がいらしたのですが、聴診すると軽い喘鳴がありました。
鼻と気管支は、空気の通り道として1つにつながっています

なので花粉が鼻の粘膜を刺激し炎症が起こり鼻炎が起こるとその刺激と炎症が気道へと伝わるのです。
結果花粉が飛ぶ時期に喘息になったり、喘息が悪化したりするのです。

また当然喘息患者さんの気道は喘息ではない人に比べて過敏になっています。鼻炎だけの治療にとどまらずしっかりとした日頃の治療によって炎症をおさえることができていれば、気道の過敏性もおさえられます。
これらの症状をしっかりコントロールするのに専用の器具「吸入器」を使って薬を吸い込み、気道に直接薬を届けるので、内服や注射に比べると、ごくわずかな量のステロイドしか必要としません。そして吸入ステロイド薬は全身性の副作用がほとんどないことがわかっています。 患者様一人ひとりにあった適切な治療が重症化を防いだり突発的な症状から回避できることもあります。

  毎年、花粉が飛ぶと喘息症状が悪くなるような方はその時期を待つのではなく時期が過ぎて症状が落ち着いた後も、吸入ステロイド薬を使い続けていれば、来シーズンの花粉に負けない安定した状態にしていくことができます。
今の辛い症状を取ることは大事ですが*毎年悩まされる症状から少しずつ解放されることを願います。症状が出たときに発作治療薬に頼っている方は、もう一度、かかりつけの先生に喘息の症状について相談してほしいと思います。当クリニックでも気軽に相談ください。

※花粉症のお薬の処方はもちろん、点鼻薬や点眼薬も処方が可能です。
また、アレルゲンを特定する血液検査もできます。

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