皆さんこんにちは。西日本に甚大な被害をもたらした豪雨から3週間以上になろうとしています。被害にあわれた方々、今なお大変な思いをされていらっしゃる方が一日もはやく普段通りの生活にもどれるよう祈るばかりです。またこの異常気象で台風が続いておりますね。先週の台風24号につづき25号も近づいてきており心配なところです。
さて、今回はこの台風にともなって悪化もしくは誘発されてうちに来院される方が増える喘息について書こうと思います。
喘息発作は天気の変化に影響を受けやすく、特に台風が近づいている時や、寒冷前線が通過する時などにも多くなります。その要因は、これらによってもたらされる気温、湿度、気圧の変化や、ダニ・カビ・花粉などのアレルゲン量の変化、大気汚染物質の変化などがあげられます。また、前日と比較して3℃以上の気温低下で発作が起きやすいともいわれています。
天気によって引き起こされる体調不良は「気象病」と呼ばれ、決して気のせいではありません。
気象病として最も多くの人が挙げる症状が頭痛。ほかにも、首の痛み、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、古傷の痛み、鬱(うつ)などあげられます。
気圧の変化は急なほど症状が強くなります。気圧が変化すると、人間の体はストレスを感じるため、それに抵抗しようとして自律神経が活性化されますがその急な変化に体がついてゆけず発作がでたり痛みの症状がでたりしてしまうわけなのです。台風は、気圧の変化が急激なうえ、移動のスピードが速いので患者様のなかには特にその症状が強く出るのではないでしょうか。
それでは慢性的に喘息をもっていらっしゃる患者様以外にこのように気象の変化による喘息発作に気を付けなくてはいけない人とはどんな人か。
当院での治療は
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